救急・総合診療科からのお知らせ

医学科6年生を対象とした「シミュレーション・メディシン」の授業において、渥美教授によるTeamSTEPPSをテーマとした講義が行われました。
TeamSTEPPSは、医療の質と患者安全の向上を目的として、チームで効果的に協働するためのコミュニケーションやリーダーシップなどを体系的に学ぶためのプログラムです。
授業では、TeamSTEPPSに関する講義に加え、グループに分かれて、はさみとのりを使って紙の輪をつなげていくワークショップを実施しました。限られた時間の中で、チームとしてどのように役割を分担し、情報を共有しながら成果を高めていくかを体験しました。また、実践前に目標や役割、方法を共有する「ブリーフィング」と、実践後にチームの行動を振り返る「デブリーフィング」を行い、その前後でチームの動きや成果がどのように変化するかを比較しました。
医療では、診察や処置などの専門的な技術である「テクニカルスキル」だけでなく、コミュニケーション、リーダーシップ、状況認識、相互支援といった「ノンテクニカルスキル」も、安全で質の高い医療を提供するうえで重要です。今回の授業は、ワークショップを通してチームで協働することの難しさと重要性を体験し、テクニカルスキルとノンテクニカルスキルの双方を高めることの大切さを学ぶ機会となりました。